古い家に入ると、なんとも言えない独特の臭いがすることがありますよね。
実家やおばあちゃんちの懐かしい香りならいいけれど、カビっぽさや湿気の臭いが混ざると不快に感じることも。
古い家の独特の臭いを消したいと思っても、「何から手をつければいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
この記事では、古い家の独特の臭いを消したい方に向けて、臭いの原因とタイプ別の対処法を私の体験も交えてお伝えしていきます。
古い家の独特の臭いの正体とは
古い家の独特の臭いは、単一の原因ではなく、複数のニオイがブレンドされたものです。まずは「何の臭いが混ざっているのか」を把握することが、消臭への第一歩になります。
古い家で発生しやすい臭いの種類です。
- カビや湿気に由来する臭い
- 壁紙や木材に染み込んだ生活臭
- 台所からの油や調理臭
- 押し入れにこもった防虫剤や衣類の臭い
- 排水管の劣化による下水臭
私が実家を手伝いに行った時も、リビングのこもった臭いと押し入れのカビ臭がブレンドされて「古い家の独特の臭い」になっていました。原因が複数あると、ひとつ対処しただけでは消えないんですよね。
古い家の臭いの主な発生源6つ
古い家の独特の臭いを消したい場合、まずはどこから臭っているのかを特定することが大切です。築年数が経った住宅で特にチェックすべき場所を紹介します。
発生源1:壁や天井に染み込んだ長年の生活臭
壁紙や天井材には、長年の調理臭、タバコ、体臭などが少しずつ染み込んでいます。特に昔はタバコを室内で吸うのが当たり前だったので、古い家ではヤニ汚れが残っていることも。表面を拭いただけでは取れないレベルまで浸透していることがあります。
床下や壁内部のカビ
見える場所にカビがなくても、床下や壁の内部で発生していることがあります。雨漏り、結露、排水管からの漏水などが原因で湿気がたまり、カビが繁殖。この場合は表面のカビを取っても根本解決にならないので注意が必要です。
押し入れやクローゼットの湿気
閉め切りがちな収納スペースは空気が滞留しやすく、湿気とホコリがたまります。樟脳(防虫剤)の臭いが残っていたり、カビが発生していたりすることも。古い布団や座布団が入れっぱなしだと、それ自体が臭いの発生源になっています。
台所周りの油汚れと排水口
換気扇やレンジフードに蓄積した油は、酸化すると不快な臭いを発します。古い家ではシンク下の排水管が劣化していることもあり、下水臭が逆流しやすくなっているケースも。
畳や古い木材
畳は湿気を吸いやすく、長年使っているとカビ臭や独特の酸っぱい臭いが出てきます。古い木材自体も、湿気を含むと独特の臭いを発することがあります。
エアコンや換気扇の内部
古い家に設置されているエアコンは、長年の使用でカビやホコリが蓄積しています。運転すると臭いが室内に広がり、家全体がモワッとした空気に。換気扇も同様で、油汚れとホコリが混ざって臭いの原因になります。
原因別・古い家の独特の臭いを消す方法
古い家の独特の臭いを消したい場合、原因によって対処法が異なります。それぞれのパターンに合わせた方法を試してみてください。
カビ臭が強い場合の対処法
まずはカビの発生源を特定することが重要です。押し入れの奥、家具と壁の隙間、浴室の天井など、見落としがちな場所をチェック。
カビ対策で意識したいポイントです。
- 発生源を見つけてカビを除去
- 換気を徹底して湿気を逃がす
- 除湿剤や炭を設置する
- 壁紙裏のカビは張り替えも検討
私は実家の押し入れを開けたらカビ臭がひどくて、中のものを全部出して天日干ししました。除湿剤を入れ替えて扉を開けっ放しにしておいたら、だいぶマシになりました。
生活臭が染み付いている場合の対処法
壁紙や天井に染み付いた生活臭には、まず布製品の入れ替えや洗濯から始めましょう。カーテン、座布団カバー、クッションなど、洗えるものは洗濯。洗えないものはクリーニングか処分を検討します。
その上で、壁や床を重曹水で拭き掃除。重曹は弱アルカリ性なので、酸性の臭い(油、汗、皮脂など)を中和してくれます。それでも取れない場合は、壁紙の張り替えも選択肢に入ってきます。
排水管からの臭いがする場合の対処法
シンク下や洗面所から下水臭がする場合、まずは排水口に水を流してみてください。排水トラップの封水が蒸発していると下水臭が上がってくるので、通水で解決することもあります。
それでも臭う場合は、排水管の劣化やパッキンの問題かもしれません。この場合は業者に相談するのが安心です。
古い家の臭い対策に役立つアイテム
古い家の独特の臭いを消したい時、継続的に使えるアイテムがあると便利です。私が試した中で使いやすかったものを共有します。
重曹を活用した消臭
重曹は小皿に入れて置いておくだけでも消臭剤代わりになります。定期的にかき混ぜると持続しやすいです。スプレーにして壁や床の拭き掃除にも使えるので、一つあると重宝します。
古い家の臭い対策で使えるアイテムです。
- 重曹(置き型・スプレー両用)
- 竹炭・活性炭(吸着効果)
- 除湿剤(湿気とりぞうさんなど)
- エアコン洗浄スプレー
炭や竹炭の設置
炭は臭いと湿気の両方を吸着してくれるので、古い家には特に向いています。押し入れ、靴箱、シンク下など、空気がこもりやすい場所に置くと効果的。天日干しで吸着力が回復するので、繰り返し使えるのも経済的です。
置き型消臭剤の活用
香りでごまかすタイプではなく、ニオイ成分を分解・吸着するタイプの消臭剤がおすすめ。古い家の独特の臭いを消したいと思っていろいろ試した中で、クレアリー 消臭剤を押し入れと玄関に置いてみたところ、こもった空気がスッキリした印象がありました。
古い家の臭いを防ぐ日常の習慣
一度臭いを消しても、また同じ状態に戻ってしまっては意味がないですよね。古い家の独特の臭いを消したい場合、予防的な習慣づくりも大切です。
こまめな換気を習慣に
古い家は気密性が低い反面、構造によっては空気が滞留しやすい場所があります。押し入れや収納の扉を定期的に開けて空気を入れ替える、窓を対角線上に開けて風の通り道を作るなど、意識的な換気が重要です。
換気で心がけていることです。
- 天気の良い日は窓を開けて空気を入れ替え
- 押し入れやクローゼットは定期的に開放
- 換気扇のフィルターは定期的に掃除
湿気対策を継続する
カビ臭の予防には湿気対策が欠かせません。除湿剤や炭を収納スペースに設置し、定期的に交換または天日干し。梅雨時期や冬場は除湿器やエアコンの除湿機能も活用します。
布製品の定期的なケア
カーテン、座布団、ラグなどの布製品は臭いを吸収しやすいので、定期的に洗濯またはクリーニング。古い布団や座布団が使われずに押し入れに入れっぱなしになっている場合は、思い切って処分することも検討してみてください。
まとめ
古い家の独特の臭いを消したい場合、まずはカビ、生活臭、排水管、収納スペースなど複数の発生源を特定することが大切です。
原因に応じて、換気の徹底、重曹での拭き掃除、布製品の入れ替え、除湿剤や炭の設置といった対策を組み合わせましょう。
一度対処したあとは、こまめな換気と湿気対策を習慣にして、臭いが再発しない環境を維持することがポイントです。